利用者への配慮もある照明と評価されました



駅舎外観

ゆりかもめ新橋駅は一日に約35,000人が利用する東京臨海新交通臨海線の始発駅。車両はコンピューター制御による無人運転方式で、レインボーブリッジを渡り新橋~豊洲間を繋いでいる。

その新橋駅が同施設の設計・施工を行った株式会社京王設備サービスと『2019年 照明普及賞』を共同受賞した。

『照明普及賞』は1957(昭和32)年創設。その年に竣工した優秀な照明施設を表彰するもので、施設の企画・設計・施工などに多大な功績のあった個人・法人・グループに与えられるもの。

賞の選考においては視環境、照明技法、照明効果などの観点から総合的に審査され、屋内施設のみならず屋外・交通・スポーツ施設まで広範にわたる。2019年の照明普及賞は「ゆりかもめ」だけでなく、北は北海道から南は九州沖縄まで、計70施設が受賞している。

以下、一般社団法人照明学会による寸評を引用する。

ゆりかもめの始発駅のホーム階と階段部のカラーライトアップである。特に多数の歩行者の安全を確保すべき階段部において、照明器具の選定や配置にグレアとならないような工夫が見られる。駅舎において照度を確保しつつ照明を演出として用いる点は面白い試みである。グレアレスなど安全面に十分配慮されておりデザイン面でも優れている。”

駅舎はRGBWのフルカラー投光器を用いてライトアップしており、ホーム階ではアーチ状の屋根を左右から照らし上げることで光の「伸び」を作った。階段エリアでは透明ガラスにサッシをいれることで、ガラス窓にも色が映るよう工夫している。

駅利用者への配慮として、直接光源が見えない(グレアレス)構造になっているため、駅利用者に近い位置に器具があるにもかかわらず存在感を感じさせない快適な空間を作り出している。

ホーム
エレベーター
ホーム階(新橋カラー

鉄道チャンネル編集部
画像:株式会社ゆりかもめ



(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 kura1.photozou.jp)



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